忙しい先輩に資料の確認・修正を依頼する

今回の学習ポイント

「お手数(てすう)ですが」

意味：

　「あなたに手間や負担をかけてしまって申し訳ないのですが…」**という気持ちを伝える言葉です。

お願いや依頼の前に使うことで、丁寧で思いやりのある印象になります。

使う場面：　

【相手が忙しい時に何かをお願いする】

　お手数ですが、お手伝いしていただきませんでしょうか

【確認や修正など、手間がかかる依頼をするとき】

　お手数ですが、ご確認のほどお願いします。

【丁寧な印象を与えたい時（先輩・上司など）】

　お手数ですが、よろしくお願いします。

ポイント：(言い換え表現) お手数をおかけしますが お手数をおかけしますが、こちらの書類をご確認いただけますでしょうか。

ご面倒をおかけしますが ご面倒をおかけしますが、ご対応よろしくお願いいたします。

話す内容について

先輩に資料を確認したい場合(以下のタメ口日本語を、職場で使う敬語に変更してください。)

先輩、ちょっとこれ見て。間違ってたら直してくれますか？

ビジネス日本語(以下の事例をご参考ください)

お手数ですが、こちらの資料をご確認いただき、誤(あやま)りがあればご指摘(してき)・ご修正(しゅうせい)いただけますでしょうか。

ビジネス日本語の表現

ちょっとこれ見て→お手数ですが、こちらの資料をご確認いただき…

✅解説：

「ちょっと」は軽く聞こえるためNG。「お手数ですが」で丁寧に始めると印象が良い。

間違ってたら直してくれる？ 誤りがあればご指摘・ご修正いただけますでしょうか

✅解説：

「間違ってたら直して」はカジュアルすぎる。「ご指摘・ご修正」は丁寧で自然な敬語表現。