伝言を頼むときの言い方
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今回の学習ポイント
「ご伝言(でんごん)をお願いできますか」
意味:
相手に「伝えてほしいこと」を丁寧にお願いする言い方。
使う場面:
【相手が本人ではなく、別の人に伝えてもらいたいとき】
【電話や対面で、本人が不在のときに伝言を残すとき】
ポイント:(類似表現)
「お伝えいただけますでしょうか」
「部長にお取り次ぎ(とりつぎ)いただけますか」(よりフォーマルな表現)
話す内容について
伝言をお願いする場合
(以下のタメ口日本語を、職場で使う敬語に変更してください。)
部長に相談に来たけど、いなかったから伝えてもらっていい?
A社の人から、たくさん商品を買うから値段もっと下げてって電話があったんだ。
値段について、部長と相談して決めたいと思う。
すみませんが。これを伝えてくれますか
ビジネス日本語(以下の事例をご参考ください)
忙しいところ恐れ入ります。ご伝言をお願いできますか。
本日、A社のご担当者様より「大量に 商品を購入したいので、価格の再検討をお願いしたい」とお電話がありました。 この件について、営業部の部長とご相談のうえ、価格を決定したく存じます。 恐れ入りますが、その旨を部長にお伝えいただけますでしょうか。
ビジネス日本語の表現
伝えてもらっていい?→ご伝言をお願いできますか
✅解説:
丁寧な依頼表現。「〜してもらっていい?」はカジュアルすぎるので、クッション言葉を使って依頼の印象をやわらげます。
A社の人から、たくさん商品を買うから値段もっと下げてって→A社のご担当者様より「大量に商品を購入したいので、価格の再検討をお願いしたい」
✅解説:
主語を「ご担当者様」にし、「たくさん→大量」「下げてって→再検討をお願いしたい」でフォーマルに言い換えています。
値段について相談して決めたい→部長とご相談のうえ、価格を決定したく存じます
✅解説:
「相談して決めたい」は自分中心の表現なので、「ご相談のうえ」「〜存じます」で謙譲語+敬語に整えています。
伝えてくれますか▶︎お伝えいただけますでしょうか
✅解説:
「伝えてくれますか」→「お伝えいただけますでしょうか」で敬語の完成度を上げています。