朝礼で提案する
無料体験レッスン予約済み、
有料プランを購入ください
今回の学習ポイント
「もしよろしければ」
意味:
「もし問題なければ」「差し支えなければ」という意味で、相手の意思を尊重しつつ、やわらかく提案や依頼をするときに使います。
使う場面:
【会議で意見を言うとき】
もしよろしければ、◯◯について私の考えを共有させていただければと思います。
【朝礼で行動を促すとき】
もしよろしければ、退社時に空調と照明の確認もご協力いただけますと助かります。
【 チーム内で依頼するとき 】
もしよろしければ、明日の会議資料の確認をお願いできますでしょうか。
ポイント:(類似表現)
【よろしければ】
丁寧で一般的。柔らかい依頼。
【もし可能であれば】
さらにフォーマル・書き言葉で使われやすい。
【ご都合よろしければ】
相手の予定や都合を聞く時に特化した言い方。
話す内容について
朝礼で節電を提案する場合
(以下のタメ口日本語を、職場で使う敬語に変更してください。)
おはようございます。営業部のちょうです。
最近、電気の使用量が増えているので、節電を提案します。
電気を節約したいから、使ってない電気はこまめに消し てくれると助かるよ。
あと、エアコンの温度も、ちょっと見直してみたらどうかな。
みんながやれば、大きな節電できると思うので、どうぞよろしくお願いいたします。
ビジネス日本語(以下の事例をご参考ください)
おはようございます。営業部のチョウです。
最近、電気の使用量が増えておりますので、節電についてご提案させていただきます。
もしよろしければ、使用していない照明はこまめにお消しいただけま すと助かります。
また、エアコンの設定温度についても、見直していただければ幸いです。 皆さまのご協力により、大きな節電効果が期待できるかと思いますので、 何卒よろしくお願いいたします。
ビジネス日本語の表現
提案します。→ご提案させていただきます
✅ 解説:
「提案します」は直接的すぎて、ビジネスでは少し押しつけがましく聞こえることがあります。「ご提案させていただきます」は、「提案」に「ご」をつけて丁寧にし、さらに「させていただく」という謙譲語で自分をへりくだることで、相手への敬意を表す表現です。
消してくれると助かるよ→ お消しいただけますと助かります
✅ 解説:
「〜してくれる」は親しい間柄の口語表現です。「助かるよ」もフランクです。「お消しいただけますか」は、「消す」に「お〜いただく」をつける尊敬の形で、相手の行動を丁寧に表現しています。「助かります」も「よ」を外すだけで丁寧な印象になります。
ちょっと見直してみたらどうかな→見直していただければ幸いです
✅ 解説:
「ちょっと〜してみたら?」は非常にカジュアルで、提案というよりも軽い印象になります。「見直していただければ幸いです」は、「していただければ」で丁寧に提案し、最後に「幸いです」と加えることで、やわらかく、丁寧なお願いになります。
みんながやれば→ 皆さまのご協力により
✅ 解説:
「みんな」は口語的でカジュアル、職場ではやや軽く聞こえる可能性があります。「皆さま」は「みんな」の敬語。さらに「ご協力により」とすることで、相手の行動を尊重し、提案を協力依頼として丁寧に伝える形になります。