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今回の学習ポイント
「お忙しいところ恐れ入ります」
意味:
「あなたが忙しいことは分かっていますが、それでもお願いさせていただきます。すみません。」という丁寧で気づかいのある表現です。
使う場面:
「相手に何かをお願いするとき」 お忙しいところ恐れ入りますが、こちらの資料をご確認いただけますでしょうか。 「電話やメールの最初のあいさつ」 お忙しいところ恐れ入ります。○○についてご連絡差し上げました。 「相手がしてくれたことに感謝するとき」
お忙しいところ、ご対応いただきありがとうございます。
ポイント:(言い換え表現)
お忙しい中恐縮ですが
「恐縮」は「申し訳ない」の丁寧な言い方。少しかたいけどよく使う。
ご多忙の折、恐れ入りますが
フォーマルで書き言葉にぴったり。ビジネスメールでよく使う。
お手数をおかけしますが 相手に少し面倒をかけるときに使う。お 願いするときによく使う。
話す内容について
取引先であるA者に受注について打ち合わせるするために、訪問したいので、 電話で時間を調整したい場合: 以下のタメ口日本語を、職場で使う敬語に変更してください。
忙しいところすみません、受注に関する打ち合わせしたくて、電話しました。
空いている時間を教えてもらってもいいですか
こちはは6月18日の10:00以降、あるいは、6月19日14:00なら行けます。
調整してもらいまして、ありがとうございます。
それでは、6月18日10:00に御社に行きます。何卒よろしくお願いいたします。
ビジネス日本語(以下の事例をご参考ください)
お忙しいところ恐れ入ります。 受注に関する打ち合わせの件でお電話を差し上げました。
ご都合のよいお時間を教えていただけますでしょうか。
こちらは、6月18日(火)の10:00以降、または6月19日(水)の14:00であれば伺うことが可能です。
ご調整いただき、ありがとうございます。
それでは、6月18日(火)10:00に御社へ伺わせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
ビジネス日本語の表現
忙しいところすみません → お忙しいところ恐れ入ります
✅解説
「すみません」は軽めなので、「恐れ入ります」でより丁寧に。冒頭の電話挨拶に最適
受注に関する打ち合わせしたくて → 受注に関する打ち合わせの件で
✅解説
「〜したくて」はカジュアルで口語的な言い方です。ビジネスの場では目的を明確かつ丁寧に伝える必要があるため、
「〜の件で」と表現することで、話題(目的)を簡潔に示すフォーマルな言い回しになります。
電話しました → お電話を差し上げました
✅解説
「電話しました」はフラットな表現で、ビジネスの場では丁寧さに欠けます。
「お電話を差し上げました」は「電話する」の謙譲語で、自分が行ったことをへりくだって述べる丁寧な言い方です。
特に、取引先や目上の相手に対して電話をかけたことを伝え る際に適しています。
空いている時間 → ご都合のよいお時間
✅解説
「空いている時間」は日常的でカジュアルな言い方です。
ビジネスでは、相手のスケジュールに敬意を払って「ご都合のよいお時間」と表現するのが自然で丁寧です。
教えてもらってもいいですか → 教えていただけますでしょうか
✅解説
「もらってもいいですか」はフレンドリーで軽い響きがあり、ビジネスにはやや不向きです。
「いただけますでしょうか」は謙譲語と丁寧な依頼の形を組み合わせた表現で、相手に丁寧にお願いする際に使います。特に目上の人や取引先にはこの形が適しています。
行けます→伺わせていただけます
✅ 解説:
「伺う」の可能表現+謙譲表現。「〜させていただく」はやや丁寧すぎる印象になる場合もありますが、
相手の許可を前提とした訪問の表現としては非常に丁寧です。依頼の文脈で使われます。
調整してもらいまして → ご調整いただき
✅解説
してもらいまして」はカジュアル。「ご調整いただき」は尊敬語を使って相手の行為に感謝を示す丁寧な表現。